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Seya. POP-UP SHOP at BIOTOP TOKYO

Seya. POP-UP SHOP at BIOTOP TOKYO

2024.11.1 (Fri) – 11.10 (Sun)

2017年春夏にスタートしパリ在住のクリエイティブディレクター・瀬谷慶子氏が手がける「Seya. (セヤ) 」の POP-UP SHOP を、BIOTOP TOKYO (白金台) にて、11/1 (金) – 11/10 (日) の日程で開催いたします。

初日11/1(金)18:00-21:00には、POP-UP SHOP開催を記念したレセプションを行います。どなたでもお越しいただけるイベントです。Seya.の世界観を感じながら、洋服と食を楽しむ心地いい時間をお過ごしください。※どなたでもお越しいただけるイベントです。

今回のPOP-UP SHOPスタートと同時に、「Seya. for BIOTOP」の別注商品も発売開始。
別注商品は、BIOTOP 3店舗 (白金台・大阪・福岡) と BIOTOP ONLINE で発売いたします。

【Seya. for BIOTOP】DOUBLEFACE CHRIS JACKET
Price:¥187,000 (in tax)
Size:2 / 3 / 4

素材は Cashmere 15%・Wool 85% の黄金比と言われるカシミアウール素材のダブルフェイスを採用。ジャケットとハーフコートの間のような、着やすい型をハイエンドなダブルフェイス仕様で。ボタンは見えないように内側につけたミニマルなデザインで、サイドパネルで立体的に仕上げています。

【Seya. for BIOTOP】COLLARLESS JUMPSUIT
Price:¥113,300 (in tax)
Size:0 / 1

エレガントなジャンプスーツをイメージして、優雅なショールネックライン・フロントプリーツ・サイドポケットで表現しています。中綿入りの筒状のベルトや、円を描くカフスにはホーンボタンなど細部まで拘り制作しています。 素材は細かいツイード素材で、リラックスフィットに仕上がっています。

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Seya. は、ファッション・オブジェ・アクセサリー・香り・写真と文化に関わるものをクリエイトするプロジェクト的なブランドです。
ドキュメンタリー的なアプローチで、毎シーズンの旅を通して感じられた世界の様々な文化的価値感をクリエーションを通して伝えており、BIOTOP でも高い人気を誇っています。

天然素材を重視したピュアでオーガニックな、ノージェンダーの自由で洗練された日常のエレガンスを提案する Seya. の世界観を、この POP-UP SHOP でぜひ感じてみてください。


< Seya. POP-UP SHOP >

開催日:11月1日 (金) – 11月10日 (日)
開催店舗:BIOTOP TOKYO
(東京都港区白金台4-6-44)


< Reception Party >※どなたでもお越しいただけます。

開催日:11/1(金) 18:00-21:00
開催場所:BIOTOP TOKYO
(東京都港区白金台4-6-44)

POP-UP SHOP初日の11/1(金)に、POP-UP SHOP開催を記念したレセプションを行います。

Seya.の洋服の展開に加えて、今回のイベントの為にパリからお招きするミシュランの星付きレストランで腕を磨いた “Dynasty” Hanzhou Piao と、BIOTOP TOKYO 3F にあるレストラン “LIKE” 原太一氏がコラボレーションしたケータリングを提供いたします。

旅を通して感じられた世界の様々な文化的価値感をクリエーションを通して伝えているSeya. の世界観を感じながら洋服と食事を楽しむ心地いい時間をお過ごしください。


< Seya. for BIOTOP | DOUBLEFACE CHRIS JACKET / COLLARLESS JUMPSUIT

発売日:2024年11月1日 (金)
発売店舗
・BIOTOP 3店舗(白金台、大阪、福岡)
BIOTOP ONLINE


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<Seya. 2024AW>

24AWはドキュメンタリー写真への旅をしました 。
SKʻ groveはイギリス 北ヨークシャー海 岸にある、名 も知れない 、何もない 、小さな漁村です。
ここはドキュメンタリー写真家のChris Killipが1982-84年にわたってそこに住む人達を撮っていた場所です。
ずっとChris Killipの写真が好きで 、いつかここに行ってみたいと思っていました。
40年経った今もSKʼgroveは写真のままの空気でした。
表通りから隠れたところにある、時間が止まったような海岸。
古くなった漁船が捨てられたように陸に置かれている、海藻が岸に打ち寄せられている、
広い砂浜と岩だけの海岸が防波堤でちょうど二つに分けられているところです。
冷たい風が吹いている。
Chris Killipがそこに通い、その空気と住人と顔馴染みになり、それぞれの性格と人生を知り、
そうしてその人たちが永遠に生きるように、記憶として撮ったのがそれらの写真です。
それぞれの人を認め、それぞれの人生に文脈を与えたい、と。
そこには何の批評も干渉もなく、生の人間がいます。
ある社会、脱工業化の暴力的な社会の終焉での日常の中の人たちでした。
Killipとの深い信用関係で撮られた写真は新鮮です。
美しい外見の人たちではないけれど、Killipの視点から捉えられた彼らは、見る人に暖かさ、
時には悲しさを伝え、繊細で魅力的です。
彼らは自分であることに自信を持って思う存分生きているように見えます。
写真はそれぞれの彼ら自身がまとう空気を真っすぐに捉えている。
ドキュメンタリーの写真を考えた時、ファッションもドキュメンタリーのように捉えたいのだと気が付きました 。
その服を着ていると自分自身にな れて気 持ちがいい。自分であることを守られているような。
自分を包んでいるものがある。
個人的なスペースを守る服 。Killipの写真の中の人達のように生で真っすぐできれいに見える。
人の美しさを出したい。人を美しくするのではなく。

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