野上眞宏 写真展「BLUE: Tokyo 1968-1972」開催
at BIOTOP OSAKA
©Mike Nogami
白金台のBIOTOP にて5月に開催しご好評をいただきました、写真家・野上眞宏の写真展が6月15日(金)より、BIOTOP OSAKAにてスタートいたします。
本写真展では、1974年に単身渡米後30年以上をアメリカで過ごした野上氏が、渡米前の21歳から25歳の間に撮影した数々のモノクロ作品を展示・販売いたします。
野上眞宏 写真展 「BLUE: Tokyo 1968-1972」
■会期:2018年6月15日(金)~6月26日(火) at BIOTOP OSAKA
■野上氏来店時間:6月15日(金)15:00~19:00 / 6月16日(土)12:00~16:00
イベントオープニングには、野上氏が会場で皆様をお迎えいたします。
©Mike Nogami
本展のために、2014年に発表されたiPad写真集アプリ『Snapshot Diary』収録の4,000枚点以上の膨大な写真から、約40作品が野上氏によってセレクトされました。
展覧会タイトルの「BLUE」は、野上氏が好んで聴いていたジョニ・ミッチェルのアルバム名からとられています。
英語のブルーには「憂鬱」の意味もありますが、60年代末から70年代初めの東京で、将来の不安を抱えながら青春時代を過ごしていた野上氏の当時の心境は、「ブルーな春」がぴったりだったそうです。その撮影者の沈んだ気分とは裏腹に、渡米前の若き野上氏が、何かに急き立てられるように写真で日々記録していた1968年から1972年の光景――銀座、原宿、表参道、渋谷、六本木の街、そして、「はっぴいえんど」をはじめとするミュージシャンやさまざまなジャンルのアーティスト、友人たちの姿は、どれもが魅力に溢れ、当時のカルチャーシーンが、ここに鮮やかに、そして静かに伝えられます。
本展開催に伴い、貴重なアナログプリント作品の販売、新たにセレクトしプリントした作品販売のほか、野上氏の作品からデザインしたTシャツをBIOTOP限定で展開。また、新たな編集による新刊写真集を、BIOTOP にて発売いたします。
■ 写真集『BLUE: Tokyo 1968-1972』刊行
書籍概要
「BLUE: Tokyo 1968-1972」展開催に伴い、展示作品を含む約190点のモノクロ写真で構成された野上眞宏写真集『BLUE: Tokyo 1968-1972』が刊行されます。
仕様: B4判変型 (23×24 cm)、ハードカバー 、上製本
総頁: 204 頁/収録写真 モノクロ約190点、ダブルトーン
デザイン: 岡田崇
序文: マイケル・K.・ボーダッシュ
発行: Osiris
予価: 4.800円+税
発売日: 2018年6月1日
■ BIOTOP限定Tシャツ発売
写真展 限定 Tシャツ (数量限定)
価格: 8,000円+税
サイズ: S, M, L, XL / 色: ホワイト / プリント: 4種類
©Miyakoshi Mamiko
野上 眞宏 (のがみ まさひろ)
1947年、東京生まれ。1970年、立教大学社会学部卒業。撮影スタジオ勤務を経て、1971年に写真家・鋤田正義に師事、翌年よりフリーの写真家として独立。1974年、27歳で単身渡米。
ロサンジェルス、ヴァージニアを経て、1975年からワシントンDC、78年からニューヨーク在住。1985年から1994年までマンハッタンで写真ラボを経営。1994年に帰国するも2000年に再びニューヨークに戻り、合わせて30年以上をアメリカで過ごす。2015年より東京在住。
著書に「New York – Holly City」(美術出版社/1997)、「SNAPSHOT DIARY: Tokyo 1968-1973」(2冊組、ブルースインターアクションズ/2002)。「Shibuya 1999」(禅フォトギャラリー/2016)。2014年には、iPadアプリ写真集「Mike Nogami‘s SNAPSHOT Diary」を刊行。英語名は、Mike Nogami。
www.mikenogami.com
■会場/問い合わせ情報
BIOTOP OSAKA ( 大阪市西区南堀江1-16-1 1/2/4F | 06-6531-8223 | Open 11:00-21:00 )